中小企業とBCP(事業継続力強化計画)(3)
ものづくり補助金の2次公募が昨日から始まりました。
予告されていた通り事業継続力強化計画を提出しておくと採択審査時に加点してもらえます。
他の加点要素、例えば先端設備導入計画などとの兼ね合いですが、それらとは独立した加点項目なので、先端設備導入計画を提出して加点、事業継続力強化計画を提出して更に加点、ということになるようです。
ここまでにも書いてきましたが、大規模災害に対する備えに対して、関心を持ちましょう、という行政側の意図だと思います。
とは言え、具体的にどのくらい危ないのか良くわからない、という方も多いでしょう。
そういう場合、ハザードマップで確認することが重要です。また、これは事業継続力強化計画の策定にあたって必ず確認するよう促されています。
例えば地震の揺れに関しては国立研究開発法人防災科学研究所(J-SHIS)が提供してくれるハザードマップで確認できます。また検索エンジンなどで
J-SHIS ハザードカルテ
と検索すると下記のサイトに行けます。
ここでは日本地図が表示されますから、倍率などを調整しながら、自宅や勤務先の場所をクリックして、診断ボタンを押すとその場所の今後30年間の想定震度などが分かります。私の自宅で調べたら、今後30年間で震度6弱以上の地震が起こる確率は70.6%と出てしまいました。川に近いので地盤が弱いらしい(汗。
ということで、自分のこととして真面目に防災意識を高めなきゃと思っています。