石川誠二の診断士日記

中小企業診断士の雑記帳です

確定拠出年金

会社勤めの方は確定拠出年金に入られている方も多いと思います。

でもって、私のように60才前に退職すると個人型の確定拠出年金に入ることができます。

 

しかし、私はいろいろやらかして退職後もう半年たつのに未だ積立を再開できていません。

 

退職後、大量に来る各種手続きの郵便物。そのほとんどが書留か簡易書留でくるのですが、確定拠出に関する書類が届かない。いくら待っても届かない。

 

確定拠出年金は退職後半年以内に自分で企業型から個人型への移管手続きをしないと自動的に国民年金の方に移管され、その際、結構な手数料のようなものを取られて目減りしてしまう、ということを聞いていたので2か月くらい待った時点でコールセンターに電話しました。

 

そうしたら、もうとっくに送ってますよ、という返事。じゃあ再送付して下さい、とお願いした数日後、家族がこんな書類来てたけど大事なもの?と。日付を見ると再送付をお願いしたものじゃなくて退職後10日くらいで届いていたものでした。どっかに紛れてたらしい。まあ、これくらいはあるある、です。

 

移管手続きに併せて、さてどんな商品に加入しようかな、もうリスクは取らずに着実に、などと積み立てる商品を選んで手続きの書類を送付しました。

 

しばらくすると、また書類が送られてきました。なんと、「あなたは個人型確定拠出年金を積み立てる資格がありません」え、えー?

 

なんで?と、またコールセンターに問い合わせると、いろいろ心当たりを聞かれた後、

「失業期間中ということで国民年金の支払い免除の手続きしていませんか」と。

 

確かに仕事が立ち上がるまでの今年の3月まで雇用保険を頂いていました。そして厚生年金から国民年金に切り替える際、雇用保険の給付を受けている方は国民年金の支払い免除できますよ、払ってもいいですけど、って伺ったので、そりゃあ免除して頂きます、ということで手続しました。

 

先のコールセンターの方曰く、国民年金の支払い免除期間中は半額ですが公費で補填されますので、そういう方がプラスアルファの確定拠出年金を積み立てるというのはちょっと趣旨に反します、とか。

 

まあ、納得はしましたけど、さすがにそんなこと知りませんでした。この国民年金の支払い免除は手続き上6月迄となっていたので、7月から確定拠出年金は積立可能になりました。これから手続きです。

 

企業型から個人型への移管自体は完了していたので、目減りすることはなかったのですが、いろいろと勉強になりました。

 

これから独立される方、ご注意を。